主査  藤島 光城 (三菱電機(株))

趣旨  I4.0やIIoT、DXなどでデジタル化された情報をSMKLを用いて見える化し、経営層、管理層、作業者、SIer、IoT製品ベンダーなどが活用できる方法を検討しています。また、SMKL普及に向けた活動を推進しています(国内・海外)。

参加メンバ  三菱電機(株)、(株)立花エレテック、(株)アナザーウェア、トヨタ紡織(株)、(株)大林組、産業ノードサービス(株)、アドソル日進(株)、ダッソー・システムズ(株)、(株)ウフル、(株)ソフトウェアプロダクツ、他ゲスト参加3社、北九州工業高等専門学校 久池井先生

※随時募集中(IAF事務局へお問い合わせください)

◆SMKL簡易判定ツール
 
SMKL簡易判定ツール(日本語)

◆SMKL白書
 
SKML白書~工場導入編~(日本語)
  
SMKL White Paper(English)
  
SMKL White Paper(Chinese)

 SMKL白書~ベンダー活用基礎編~(日本語)

 SMKL白書~ベンダー活用応用編~(日本語)

◆最近のイベント(講演資料などご覧いただけます)

IIFES2024      講演資料
 CLiC北九州セミナー   (講演資料)

 IAFフォーラム2022  (講演資料)
 IAFシンポジウム2022 (講演資料)
 IIFES2022      (講演資料)
 IAFフォーラム2021  (講演資料)

◆SMKL YouTube動画
 スマート製造や脱炭素システムを実現するSMKL指標の最新状況(IAFフォーラム2022講演)

 スマート製造のSMKL指標(IAFシンポジウム2022講演)

 スマート製造におけるKPIを活用したSMKL指標と、SMKLプロジェクトの説明(IAFフォーラム2021講演)
 ●What’s SMKL:(English, from Mitsubishi Electric)

 ●A story of SMKL : Saving energy(English, from Mitsubishi Electric)
 ●A story of SMKL : Improving productivity(English, from Mitsubishi Electric)

 ●SMKL: Improve your smart manufacturing business(English, from Mitsubishi Electric)

 ●ものづくり太郎チャンネル「現場ポテンシャル「世界最強」の工場…FAの巨人「三菱電機」が登場!!」(SMKL参照:5分50秒~7分56秒)

 ●ものづくり太郎チャンネル「日本最強だけど「このまま」だと三菱電機がピーンチ!三菱がやらなければ誰がやる?!」(SMKL参照:11分45秒~14分25秒)

取組概要  SMKLは現状のスマート製造のみえる化レベルを診断できるアセスメント方法です。まず工場に適切な重要業績評価指標(KPI:Key Performance Indicator、産業用ISO22400等)を選定し、現状のみえる化や管理対象のレベルを診断します。次に目標レベルを設定し、経営者、設備担当者、SIer(System Integrator)、IoTベンダー、コンサルタントなど多くのアクター(人々)が同一の評価基準で、投資収益率(ROI: Return On Investment)を考慮しながら段階的にスマート製造を実現(=KAIZEN)できます。

 SMKL指標を適用する背景(課題)として、

a)実際の製造現場(OT側、Operation Technology)では産業用IoT(Internet of Things)や製造DX(Digital Transformation)等があまり進んでいません。

b)どこまで何をすればIoTやDXを実現できたのかわかりません。

c)予算が限られる中小企業ではROIが重要です。単純に診断するだけでなく、限られた予算の中でどこまで、何を、いつまでに実行するかを決めなくてはいけません。

d)スマート製造への投資は欧米式のトップダウン判断だけでなく、日本の高い製造現場の技術力を活かしたボトムアップ提案が必要です。

e)同じ指標を使う事でトップアプローチとボトムアプローチによる合意決定が、スマート製造の発展には重要です。

SMKLはこれらの課題を解決し、製造業全体のスマート化を加速する効果があります。

 IAF/SMKLプロジェクトでの主な取り組みとしては、1)SMKLと産業用IoT・製造DX・デジタルトリプレットとの関係の整理、2)ROIを考慮した脱炭素システムの構築方法の検討、3)SMKLの簡易Web診断アプリのアジャイル開発、4)国際標準化の提案(ISO/IEC JWG24での事例紹介など)、5)ベンダー営業マン向け活用資料の作成、6)SMKL認証/認定制度の検討、7)コンソーシアム連携の検討(HCMI、GxD、RRIなど)、8)企業内勉強会対応(数十社以上実績あり)、9)社会人向けSMKL教育(東工大MOU、早稲田大学IONL、北九州高専ビジネススクール)、10)海外でのSMKL社会人教育(タイLIPE、ブラジルSENAI)、11)海外での講演(欧州ICNAP、米IIC、中国TC124)などを実施しています。なお、SMKLは2015年に三菱電機(株)名古屋製作所の生産現場で考案され、パートナー企業様と様々な検討を経て、2020年にIAFからオープン化された実績のある取組みです。