IAFでは2024年度の活動の一つとして、IAFフォーラム2024を北九州市において開催いたしました。
今回のフォーラムは、北九州市の協賛をいただきながら、オープンな共通基盤技術の確立を目指すFAオープン推進協議会(FAOP)と初めて共催し、講演室においてはDXおよびGXに関連する2件の招待講演に引き続き、FAOPの活動紹介とIAFからはSMKLプロジェクト/CLiC(制御層情報連携意見交換会)/ia-cloudプロジェクト/モデリングWG/新規製造業情報連携特別プロジェクトの各講演、展示室においてはパネルや機器のデモ展示を行いIAFの活動と動画を利用したFAOPの活動のご紹介をいたしました。その後、2つの企業の代表者様と講演者によるパネルディスカッションを行い、参加者の皆様との質疑応答を通じてGX/DXを実際に進めるにあたっての問題解決の為の議論を深めることができました。
日程と会場
開催日時:2024年2月10日(月曜日)10:00 〜 17 : 45
会場:北九州国際会議場 32会議室(講演) 33会議室(パネル・デモ展示)
https://hello-kitakyushu.or.jp/kokusai-kaigi/
◆主催:IAF (Industrial Automation Forum) https://iaf.mstc.or.jp/
◆共催:FAOP (FAオープン推進協議会) https://www.mstc.or.jp/faop/
◆協賛:北九州市・(公財)北九州観光コンベンション協会
今回はより深い議論の為に、現地開催とさせていただきました。
スケジュールと講演資料
10:00 〜 10:10 開会挨拶 IAF会長
慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント研究科 西村 秀和 教授
10:10 〜 10:50 招待講演1「デジタルツインによるカーボンニュートラル推進とカイゼンの知能化」
旭鉄工株式会社/i Smart Technologies株式会社 代表取締役社長 木村 哲也 氏
講演資料
10:50 〜 11:30 招待講演2「サプライチェーンCO2の見える化に向けた企業の対応」
Green x Digitalコンソーシアム 見える化WG 主査 稲垣 孝一 氏
11:30 〜 12:00 FAOP講演1「FAオーブン推進協議会の紹介と各研究会のご紹介」
髙田 祥三 (FAOP会長、早稲田大学名誉教授)
木下 博貴 (FAOP企画部会 主査)
藤島 光城 (FAOP生産システム連携手法研究会 主査)
國領 大介 (FAOP自律的生産スケジューリング研究会 主査)
澤田 賢治 (FAOPFAセキュリティモデル研究会主査)
12:00 〜 13:30 昼食・デモ展示
13:30 〜 14:00 IAF講演1 SMKLプロジェクト「製造現場のみえる化を推進するSMKL指標について」
IAF SMKLプロジェクト 主査
三菱電機株式会社 名古屋製作所開発部 規格標準化推進グループマネージャー 藤島 光城 氏
14:00 〜 14:20 IAF講演2 CLiC(制御層情報連携意見交換会) 「生産システムにおけるKPI運用を推進するCLiC活動」
IAF CLiCプロジェクト 主査
早稲田大学 理工学術院総合研究所 嘱託研究員 伊藤 章雄 氏
14:20 〜 14:50 IAF講演3 ia-cloudプロジェクト 「DIYで挑む、製造現場の見える化とカーボンニュートラル」
IAF ia-cloudプロジェクト主査
株式会社@bridgeテクノロジー 代表取締役 橋向 博昭 氏
14:00 〜 15:20 IAF講演4 モデリングWG 「工場内の運用状況をみんなで共有するためのモデルをつくる」
IAF モデリングWG主査
慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント研究科 西村 秀和 教授
15:20 〜 15:40 休憩・デモ展示
15:20 〜 15:40 IAF講演5 特別プロジェクト「プラスチック成形工場の情報化実証実験事例と次年度計画のご紹介」
IAF 特別プロジェクト主査
一般社団法人日本プラスチック機械工業会 佐藤 敦 氏
講演資料(準備中)
15:40 〜 16:25 休憩・デモ展示
16:25 〜 17:35 パネルディスカッション 「DX,GX推進に際する「対立」の打破について」の議論を深めました
ファシリテータ:米田 尚登(IAF運営委員長)
パネラー: 溝田 力三 氏(ミシマ・オーエー・システム株式会社)
山野 京亮 氏(シャボン玉石けん株式会社)、
IAF各主査 伊藤 章雄、橋向 博昭、西村 秀和
17:35 〜 17:45 閉会挨拶
FAOP会長 髙田 祥三
IAF会長 西村 秀和
◆パネル・デモ展示 33会議室
◎ CLiC、SMKLプロジェクトの展示
CLiCでは、KPIに関してKEIモデルを提唱しており、生産システムにおけるKPI (ISO22400)としての脱炭素情報をKEIモデルとし実装するとともに、それを見える化するSMKL指標を提案
◎ ia-cloudプロジェクトの展示
製造現場のデータをクラウドへ。エッジ処理とデータ見える化・分析アプリをDIYで開発できるia-cloud・Node-REDプラットフォームを紹介
◎ 製造業情報連携特別プロジェクト、モデリングWGの展示
射出成型プロセスの把握及び分析のためのデータ計測と可視化に関する展示
◎ FAOPの展示
3つの研究会を動画にてご紹介



